「観劇」感激の記録

演劇について気ままに語ります。

韓国ミュージカルに出会う

ぼくに炎の戦車を』(2013年ソウル公演も行った)以降は、国内では鄭義信さんの他の舞台(しゃばけ、アジア温泉など)を見たり、成河さんの出演した作品(ショーシャンクの空に・2013年、春琴・2013年)などを見ていた。ほぼストレートプレイ(セリフ劇)だった。

 韓流熱もかなり高く続いていたので、韓ドラで完徹するなんてことが、ちょくちょくあった。多くの韓流スターの中で心惹かれた俳優のひとりが、オム・ギジュンssi(以下、オム様)。

 オム様は映像だけでなく、ミュージカル俳優としても活躍されているトップスターである。
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 ↑ ドラマ「女の香り」のタンゴシーン。オム様とキム・ソナssi。

(余談だが眼鏡男子なオム様が私は好き。時期は不明だがレーシック手術をしたらしく、もうオム様の眼鏡姿が見れないんだと、少々がっかりしたことを思い出した。)

  オム様がミュージカルでもすごいんだと知った私は、ソウル旅行の折、彼が出演してい『モンテ・クリスト』でミュージカル初体験。とにかく素晴らしかった。この頃は韓国語がほとんど解らなかったけれど、ストーリーを予習しておいたおかげで、芝居も歌もすごく良くて大感激。

 最近は来日公演してくれる韓国ミュージカルの数が激減しているが、2013年頃は演目は限定されていたものの、韓国のグランドミュージカルが日本で見れた。中でも、韓国ミュージカル『三銃士』(オーチャードホール・2013年)は本当に楽しかった。

 オム様はダルタニアン役。同役は実力派アイドル達(確かダルタニアン役がクアトロキャストだった気が)のように、若者がキャスティングされているが、オム様はその中に普通に入る。不自然さなし。そして熱演。

ベテランらしくアドリブ交え、一番若々しくダルタニアンを演じ切っていたのが素晴らしかった。ダルタニアンって、こんなに生き生きしていたのか!と思った。
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↑写真左上がオム様
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↑韓国での三銃士ポスター

 

 この三銃士から、オム・ギジュンssi、そして韓国ミュージカルへのドハマりが始まったのだ。